ホットライン-2006 3月

3/31

ズイールといえば
リョービのイクシオーネというベイトリールで
オリジナルを2色発売した。
ロッドと同じ2色、カオリスペシャルのホワイトと
通常の深いグリーンだ。
なんで、カオリと名が付いているのか、
通常の深いグリーンは何と呼ばれていたのか、
・・・知らない。
知らないけど、実は初期のSICモデルを
僕はなぜかしら持っていた。
「初期の・・・」と説明をつけるあたりが
実は結構詳しかったりするのかもしれない。
「なぜかしら」なんて言うのは何かを隠している言い方だ。
怪しい・・・。
闇雲に買っていたことだってあるさ!
話を続けよう。
柏木さんはオリジナルロッドを出す前は
ジャクソンのBBベイトというロッドを使われていたのを
古い、古〜い、創刊直後の暗愚リングで見たことがある。
その後、BBボロンなるものが発売されて
悔しい思いをしたのは僕だけではなかろう。
って持ってたんだ・・・。
そうだリールの話だっけ。
ズイール版イクシオーネ
思えばあれがトップウォーター業界初のオリジナルリールになる。
・・・のかな?

画像は・・・

brownny.com SAURUS KING

3/30

90年代はズイールのチマプラグなど、
小さめのルアーに人気があった。
3/8ozぐらいのルアーが売れ筋だったようだ。
だからなのか、
アンバサダー2500Cはなかなかの人気であった。
そのクラスのルアーをキャストするには都合がいいサイズだ。
パーミングもしやすく、軽い。
スプールが小さいゆえ、糸ヨレがしやすいのが少々困りモノだけど
その人気を裏付ける怒涛の復刻劇は
買い揃えるのには一苦労した覚えがある。
最初に復刻された2500Cは一番に売り場から姿を消し
次にスペシャルと名を付けブラックカラーで登場。
5本丸ツメドラグとなる。
最初の穴を埋めるためか、まだ売れると欲が出たのか、
セレクトと名を付けちょっと濃いシルバーで登場。
最初のシルバーとの見分けかたは
最初は4本角ツメドラグだったので外観でもすぐ判別がつく。
のちにハイスピードのエンジ色、ガンメタもあったな。
グリーン、レッド、ネイビー、ゴールドにピカピカのクローム。
ノスタルジアシリーズとして波型カップまで出てきた。
僕の友人にもいるが、2500C全色集めも面白いかもしれないね。

画像は2500CDL
これは70年代には作られてなかったので
復刻版というより、オリジナルの位置になるんだろうね
使いこなしてゴールドが山吹色になっていくのも
なんともアジがある。

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3/29

80年代中期頃になると日本の釣具メーカーも負けてはいない。
シマノ、ダイワのベイトキャスティングリールは飛躍的に進歩し、
それまで圧倒的なシェアを誇っていたABUを脅かした。
チームスコーピオン、チームダイワ、ティムコランカーズなど
トーナメント路線は盛り上がり、
バス釣り黄金期を向かえる。
ABUは負けじとデザインをポルシェのデザイナーに依頼、
プロマックスシリーズを発売するも見事に大ハズレ。
しかし、復刻版シリーズは結構好調だったそうだ。
最新型は売れずにモデルチェンジで姿を消した旧型が売れる。
いい意味で
ABUの姿がそこにあった。
90年代の旧型復刻ラッシュが始まったころ、
釣具屋ではバルサ50やズイールは
まだ平気にぶら下がっていた。
がしかし、トップウォーターバスプラグの時代は
すぐそこにまでやってきていた。

画像は
アンバサダープロマックス コンセプト2000 2スピード
フットには“SAMPLE”の刻印
当時の営業サンプルだろう

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3/28

90年代に入りバスバブル突入。
アンバサダーも次から次へと新機種を投入してきた。
「最高」の意味があるシュープリームシリーズ
その代表ともいえるのが2スピードだった。
6.1高速ギアと3.8ローギアの2種類のギア比を内蔵したこのモデルは
バスがヒットすると自動的にローギアに変わるという振れ込みで
当時、度肝を抜かれたものだ。
確か、シマノからも2スピードが出たが
どちらが先だったかは覚えがない。
どちらにしろ、
売れなかったみたいだった。
そりゃそうさ、
同じ頃、2500C、3500C、4500C、5500Cの4機種を
復刻したんだから、
皆そっちに行くよね。

画像はシュープリームス2スピード
ダイヤルで可変ギアの設定を行うようになっているけど
常にオート、使った試がない。

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3/27

欲しいぃぃ〜リールがある。
80年代中期頃のアンバサダー、
4600CBだ。
CBというのは
キャスト時にレベルワインダーが中央で止まる機種で、
当時としては実に画期的であったモデルだ。
パーミングカップなんだけど
特にグリーンカラーは
ちょっとした思い入れがあって大好きなモデルだ。
先々週、大阪からある人が来て
昔、バカ高いロッドをリリースした話になった。
実はそのリミテッドモデルを僕は買っていたのだから、
笑いは止まらない。
その会話をしながら、
あの時、あのロッドに付けていたよなぁ・・・なんて考えていたら
それから欲しくて欲しくてたまらなくなってしまった。
よく、こんな話聞かない?
「シルバーに輝く5500Cをガラス越しに見つめ、当時買えなかった思いを・・・」
まだまだ。
70年代のアンバサダーって定価は3万円台だったけど、
この80年代中期から90年代に向かって
4万円台に突入していくんだ。
821や1021ポラリス。
それも結構いいよ。
僕の友人は絶対復刻されることがないだろうって
そっちに走っている。

画像は821FL
僕がもっとも好きなモデルのひとつだ。

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3/25

ああ、いい天気。
こう陽気がいいと鼻がムズムズ・・・昨日言ったか。
原稿もあげて背伸び、背伸び、おおおおお。
背伸びしすぎて、
ちょっと小腹がすいた。
こんなときは夏子さんのデスク、右の引き出しに・・・
おお、これはなんぞや。
プリッツがデッカイぞ。
美味爛漫、いいタイトルだ。
鯛味か・・・鯛とな!
鯛味のプリッツとな。
おおお、これは美味い、これは美味い。
気が付いたら全部食ってしまった。
多分、パッケージが綺麗だから買ったんだろう。
パッケージだけ返しておこう。
お勧めです。

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3/24

春なのに・・・グジュグジュ
柔らかな日差しの中・・・グジュグジュ
晴れわたった空を見上げれば・・・真っ黄色
ああ、花粉症
鼻毛は切らないほうがいいそうですぜ。
春はみんなで鼻毛ボーン!
週末も飛び回るらしいぜ!
もう飛び回るって書いてるだけでグジュグジュ。
いい季節なんだけどねぇ〜・・・
さぁ〜て、週末、なんか面白いこと起きないかなぁ〜。

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3/23

あ〜あ・・・
絶対キレてはいけない。
絶対怒ってはいけない。
それが自分の訓練と思って
ずっと守ってきたのに・・・
今日はとうとうキレてしまった。
いつも笑いながら見ている流石の夏子さんも
今回ばかりは
あまりの酷さに止めにはいった。
あ〜あ・・・修行が足らんなぁ〜・・・
あ〜あ・・・反省。
結局つまらない思いをするだけだ。
小言言っていい?
よくケンカなどの口論でこう言うでしょ、
「俺が何をしたっていうのだ!」
アレね、アレ・・・

「なぁーんもしとらんけん頭にくるったい!」
まあ、こんな感じです。
あ〜あ・・・つまんねーの・・・
このお話はまたいずれ・・・

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3/22

今、4月発売のある雑誌の原稿を書いているんだけど、
ふと思うことがある。
これを読んでくださる人は
僕のことをどう思うのだろう?ってな。
結局ホームページやブログもそう、そして雑誌もだけど
書き方や言葉回しで判断されることって多いはずだ。
たとえば標準語を使ったとする。
それ以上に「じゃん」なんて使ったとする。
まったく知らない人が読んでれば、
とても九州人とは思わないだろう。
え?顔が濃い?
ほっとけ、文章の話じゃ〜ん・・・
僕を知らない人が
僕の考え方や好み、大げさに言うと生き方などを知る。
ん〜怖い怖い。
関西の人たちは
堂々と自分達の言葉で書いたり話したりする。
これは素晴らしいことだ。
でも、僕が博多弁で話したら
通じないことが多くて聞き直される。
また同じことを言い換えて言わなければならない。
よって面倒くさい。
でも、方言って
パソコンが漢字入力をちゃんとしてくれないので
全部ひらがなになる。
これまた面倒くさい。
結局はどうでもよくなって、
原稿にぼっとうするのであったぁ。

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3/21

ねぇ〜、こんなことがあるもんだねぇ。
野球の日本チーム、世界一だよ。
アメリカやキューバは最強メンバーじゃない?
関係ない。
今回は世界一、せかいいち。
世界一っちゃー、そうはできないよ。
むかし、日本新記録を作る番組があったけど
みんな必死に日本一を目指していた。
表彰台で喜ぶシーンは勿論、スローモーションだ。
それでも日本一。
世界一はあれよろもっと凄いってことなんだ。
よく判らないけど、凄いんだ。
おめでとう!
しかし・・・
キャロライン洋子かわいかったよなぁ〜。

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3/20

ねぇ〜、こんなことがあるもんだねぇ。
金曜日にはガクゥ〜と落ち込んで、
日曜日にはグゥ〜ンと盛り上がる。
週末はそんな野球話題だったけど、
なにしろ良かった良かった。
しかし、いつも冷静なイメージの
王監督やイチローが
あそこまでギャーと興奮していると、
まわりも普通じゃ終われないんだろうね。
僕なんかいつもギャーとしているから
たまには冷静になるのもいいかな。
・・・いつも思っているんだけどね。
久しぶりに野球の話題で盛り上がらせて頂きました。
あとひとつ
冷静に盛り上がりましょう。
んなことできるかい!
ギャーといこう、ギャーっと。

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3/18

ここにも居た。
このホットラインを観て禁断症状が出た人。
溝口レンストランに走った人。
夏子さん、我慢できずに走った。
本人は、
皆さんにどんなものか見せてあげたいと言ったが、
3個1パックの豆ご飯のおにぎりが
2個しか入っていないところをみると
どうも我慢できずに途中で食ったらしい。



シャッターを押した直後、
争うように食らう。
跡形もなく
食い尽くす。
食べている途中に、
ボロボロとこぼれた豆もご飯粒も、
すべて吸い尽くす。
まるで飢えた野獣。
しかもこれだけではなかった。
夏子さんが隠し持ったる秘密パック。
その名もタマネギボール。
揚げ物なのだが、
中はタマネギのみじん切りだらけ。
夏子さんの子供の頃からの好物らしい。



シャッターを押した直後、
争うように食らう。

野獣食うべし。
天気が悪い週末の空。
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3/17

本日、ガウラクラフト入荷。
グリーンコーチがとても素晴らしい。
うちの夏子専務が頭を抱える。
どうしたと聞けば、
オタマンゲールの新色、ジャンガリアンに
電話で何件か、どんなカラーか問い合わせがあったそうだ。
そういえば、
「上からの色が黒、灰色、そして黒で・・・」
「目玉が黒目に白い瞳、いいえ大きいほうが黒です・・・」
一生懸命、言ってたなぁ。
そのすべてが
ひととおり色合いを聞いたあと、
「じゃあ、いいです」と言われたそうな。
「私は色を説明するのが下手なんだ!」
あらあら、落ち込んでおりますなぁ。
さ、悪いことするなら今のうちだな。

brownny.com SAURUS KING

3/16

その溝口レストラン、
豆ご飯のおにぎりが圧倒的な人気を誇る。
北国に遅い春が来て
雪を割って出てきたふきのとうのように
鮮やかな緑色をしたグリンピース。
クロアチアから西、
アドリア海で出会う、イタリアからの風。
それに含まれるような絶妙な塩加減。
どれをとっても最高の味を保つそのおにぎりは、
この港街になくてはならないモノだ。
この街に来てハンバーガーなんて食わないで、
このおにぎりを食べてみるがいい。
それぞれの思い出にある歴代の美味しいモノを押しのけて、
さん然と輝きを放ち、最高の食として君臨するだろう。
そしてそれに涙する。

まあ、初めて食べる人は得てして半分を落とす。
それぐらいボロボロとして握れていないのだ。
味は保証しますよ。
そうそう、友人からメールが来た。
ドーナツ型のイスに穴が空いているのは軽量化のためだそうで、
またイスを重ねて持つときに、
そこに腕を入れると片手で持ち運びができるんだそうだ。
ビニール素材なので風通しがよく蒸れ防止にも一役かっている。
最近少なくなったよなぁ。
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3/15

溝口レストランというのをご存知だろうか。
かなりの通?
なんとなく知っている?
知らない?・・・当然か。
また正式名称ではない。
この街の繁華街の真ん中に、
そこだけ2、30年も時間が止まったような空間がある。
狭い間口をくぐると、
いきなり左手に
今にも崩れ落ちそうな薄汚い木製の商品棚があって
ごはんや惣菜が並ぶ。
床はコンクリート張りで厨房からの水分で濃い灰色をなし、
低い天井は油分で薄黒く、鈍く光っている。
その奥に眼をこらすと、
足が揃っていないカタつくテーブルに、
座るところが緑色の粗末なクッションの
ドーナツ型をしたイス。
上に重ねていけるので片付けやすいイスだ。
なぜ、真ん中が穴が開いているのかは判らない。
そこに夜中は酔っ払いがとぐろを巻く。
酔っ払い同士が入ってくる客にガンを飛ばしながら、
ボソボソと話をしている。
それはスナックのママの今夜履いていたスカート丈の話か?
それとも、ダイアナ妃の事故のあと
行方が判らない白いフィアットの隠し場所の話か?
いずれにしろ、酔っている割には眼光が鋭い。
真っ暗な店内の奥にいくつもの影と眼光だけが見える。
そんな奴等が入れ替わり立ち代り
いつも居るから「レストラン」と呼ばれている。
いつも口をアパッと開けているおばちゃんが料理を作る。
やたらと汗をかく。
シャツの脇下が丸く濡れている。
週末ともなると、
陽が傾き始めたころから夕飯用に、
日付が変わる頃には酔っ払いが、
丑三つ時を過ぎる頃には釣り人でごった返す。
「この街の人は酒を飲んだ帰りにハンバーガーを食らう」
あれは嘘だ。
そんなヤツは居ないし、そんな時間に店も開いていない。
「この街の人は酒を飲んだ帰りに溝口レストランで食らう」
これが正しい。
ネオン街の谷間にある真っ暗な空間。
流れるモノが辿り着くところ。
それが溝口レストランだ。

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3/14

ん〜・・・寿司食いたいねぇ。
無性に食べたくなることがある。
関東のほうではマグロが人気高いと想うけど、
九州ではあまり赤身を食べない。
どちらかというと、
鯛やヒラメなどの白身が好まれる。
シマアジなどもいいね。
ここ数年の好みはサンマかな。
新鮮でないとできないらしく、
お品書きにあれば必ず真っ先に飛びつく。
しかし、なんだな、
寿司屋のお茶って美味いよなぁ。
ズ、ズ、ズゥ〜ってさ。

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3/13

釣れたよ、釣れたよ、
渓流から、海から、
GAVO報告が入ります。
僕はというと、
プロトルアーを世に送り出して
ホッとする間もなく次のルアーに取り掛かり。
しかし、みんな良く釣る。
むかぁ〜し昔、
ルアーを買えなくて自分で作ってみた。
あの頃作ったルアーって
またく釣れなかったのを思い出した。
そして買ったほうが早いと諦めた。
それが今や、
作って仲間に渡した途端にGAVO報告。
ん、僕には釣り人の腕がないってことか?
驚いたことに、
今日発売のソルトワールドに、
僕のことがスローフィッシングの具現者って書いてあった。
そういう見方をされていて
嬉しいやら、こっ恥ずかしいやら・・・でもやっぱり嬉しい。
どれ、のんびりと急ぎますか。

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3/11

さあ、いよいよF1のシーズンが始まった。
今年はホンダ、トヨタに続きスーパーアグリと
日本勢が3ティーム。
第一戦は灼熱のバーレーン。
初日、トップタイムを出したのは、
ホンダだ!、ドンドン!
スーパーアグリは!
ドンベとドンツーだ!ドンドン!
まさにジャパンパワーサンドウィッチ状態だ!
ん〜あまり良い表現ではないか。
ボクシングの亀田も良かったけど、
週末はモータースポーツでドップリさ。
トリノに続き、また眠れない。

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3/10

「ヤバイ!ヤバイっすよ」
ほい、来た。
最近の若いもんはコレから始まる。
「貰ったポッパー、ヤバイっすよ、マジ、ヤバイ」
聞けば行く場所、行く場所、
立て続けにグッドサイズのスズキを手にしたそうだ。
そんな良い時もあるさ、そうお思いでしょ。
実は彼、ソルトルアー初心者なのだ。
恐ろしい・・・。
今年から初めて今やGAVOの常連。
恐ろしい・・・。
たぶん
釣りがどうのこうのって問題より、
魚を呼ぶ何か持ってるんだ、きっと。
ん〜そうだな。
のどの形が人とは違っていて
呼吸をすると
魚を寄せる超音波かなにか
もちろん、人には聞こえない周波数だろう。
「釣れないなぁ〜・・・ハァ〜」
そのハァ〜がピィーって鳴ってるんだ、きっと。
すると目の前に高活性の魚が寄ってきて釣れるんだ、きっと。
よし、早速、尾行しよう。
彼がタメ息をついた瞬間、
後ろから「我先キャスト」だ。
むっふっふ、釣れるぜ、きっと。

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3/9

仲間から朝いちでメールが来た。
あるゴルフバッグの話、
これ好きだろ?
クリックするとおーおー大好きだ。
スコアが3倍伸びそうな赤だ。



ちょいと気になり値段を聞くも・・・
ん〜リール買いますよ。
久しぶりで話も盛り上がる。
最近のやんちゃ事や車の事に話が弾む。
どーしょーもない話なんだけどね。
だけど、いつも最後はバスの話になる。
渓流解禁がひと段落して、
海の銀鱗がひと段落して、
若草の匂いがしはじめたら、
気持ちよくバス釣りにでも行こうな。

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3/8

スズキを狙うロッドで定番中の定番、
8フィート6インチのミディアムアクション
CODE スタンダードボロンS86-3が入荷しました。
最近、使われることが多くなった7cmや9cmのスモールサイズのミノーや
僕がもっとも好きな12cmサイズなどには、
確実に使いやすい1本です。
なぜ、12cmが好きなのか?
好みの釣り方は人それぞれ。
僕の場合はただ巻きの釣りがあまり好きではなく
トゥイッチやジャークで食わせる
操って釣るのが好き。
トップウォーターバスフィッシングで
ダブルスィッシャーやペンシルベイトを
パタンパタン、クイックイッってするのと一緒です。
一生懸命にタダ巻きを練習したんだけど・・・ムリ、できない。
あ、でもルアー回収のスピードはかなり遅くなった。
あわよくば・・・のスケベ心なのだ。
そうそう、
それで12cmがトゥイッチやジャークをしやすいのだ。
世の中、7cmシンキングや9〜12cmミノー全盛、
ピッタリのロッドなのだ。

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3/7

ある新聞の朝刊の一面に
鉛の問題が出ていた。
安物のアクセサリーなどに
米国基準の50倍以上の鉛が使われているそうだ。
主に小学生の女の子などがつけているのは
親がつけさせているようだけど、
かなりドギツイ量らしい。
身につけるだけでもよくないらしい。
僕ら釣具業界なんか鉛だらけよ。
そんなニュースみたら
フラフラしちゃって
なんか今日は調子が悪い。
ほら、
普通にしていたけど
なんか調子悪いなと想って
体温計で測ったら熱があって
それ見た途端にフラフラァ〜って寝込んじゃった
なんてあるでしょ。
鉛を扱っているときは鉛の話をするな。
熱っぽいときには体温を測るな。
これは仕事をこなすための知恵ですな。
・・・本当かよ。

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3/6

ここのところずっと
日本の部品屋のパーツがよく売れる。
はやりトップ堂の企画が効いているようだ。
日本の部品屋のパーツを使って
ハンドメイドルアーを応募しよう。
賞品は今度、同社から発売されるタックルボックスなんてのもある。
その部品を一部でも使っていればOK。
締め切りは6月30日
まだまだ間に合うぞぉ。

暖かくなりましたなぁ〜。
ひと雨ごとに春が近づくんでしょう。

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3/4

彼女と初めて会ったのは、
去年の12月、まだ年の瀬の慌ただしさを感じないころだった。
耳障りの良い声に誘われるがまま、
特設店舗ののれんをくぐる。
北海道物産展。
海産物やその加工品は、
全国どこで開催しても人気があるらしい。
ひとつの樽の前で僕は足をとめた。
イカの塩辛だった。
僕の大好物だ。
100gいくらと表示してあるが、
さすがは北海道、通常のモノと比べてかなりお高い。
しかし、美味そうだ。
夏の定番アイス、あずきバーの薄紫色をしたトロミの中に
極太のイカの切り身。
しかし、高い。
ん〜と悩む僕の前に、
たぶん道産子のカッコだろう、
藍色の着物に朱の前掛け、
頭には手ぬぐいをした彼女が現れた。
「どうぞぉ、食べてやってください」
おっとりとした、その言葉使いもそうだけど
「食べてやってください」という言葉に
久しぶりの気持ち良さを感じた。
歳は僕と同じくらいか、
日頃の疲れを感じさせない涼しさを感じさせる人だった。
「素敵な言葉を使われますね」と不意打ちをかけた僕に、
「え・・・」と言葉を詰まらせる。
聞けば、北海道の方らしく、
毎日これを食べて育ったらしい。
だから肌が白いんだと言えば、頬をポッと赤らめる。
僕のイメージとおりだ、北国の女性はしおらしい。
好きなモノを勧められて買わないワケがない。
100gじゃ、しょうがなくみたいでキリよい数字を言う。
受け取ってその重みを感じたとき
塩辛500gってこんなにあるのかとも想ったが、
気持ちよく店を出たものだ。
今日はその場所に沖縄物産展があっていたので思い出したのだ。
僕は小学生の頃、
本土復帰前の沖縄に居たことがある。
大人になってその後も、好きで度々訪れた。
「ちんすこう 食べていかんねぇー」
誘われるままのれんをくぐる。
「黒砂糖をちいちゃい頃から食べようとよぉー、元気ぃ、元気よぉー」
売り子さん・・・・・・同一人物。
彼女との3ヶ月の隙間は
北から南まで、育ちまでも変えてしまった。
もう、買わん
ハートブレイカー・・・

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3/3

そのぉ、1日の話の続きになるんだけど、
技術の進歩って、あらためて凄いなと感じる。
聞きたい曲を一発出しだよ。
カセットのころなんか、
再生ボタン中に早送りボタンを押して
キュルキュルキュルル〜って音を聞いていて
キュル音が小さくなったら早送りを止める
手動緊張型頭出しだったからね。
のちに頭出し機能なんてついたけど
所詮、その曲にくるまでは待ってないといけないんだから。
たった、20年の話だよ。
だいたいさ、
20年前は携帯電話なんて
トランシーバーみたいなのを持って歩いていたんだよ。
権利金だけで確か10万円ぐらい払ったような覚えがある。
それじゃ今ではチラシに1円とか書いてある。
中高生で電話を持っていたら面白かっただろうね。
女の子の家に電話かけて
オヤジが電話をとったらどうしよう・・・なんて
返答パタ−ンをいくつか考えてから電話してたもんな。
もうドキドキしてさ、
切ったあと酸素がなかったように
ブッハァ〜ってね。
それが今じゃ、直通でしょ。
中高生諸君、
キミらに青春ドキドキ物語はあるのかい?
では、よい週末を。

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3/2

ガウラクラフト3月分のご予約開始致しました。
ポンドスケーターは人気のグリーンコーチ。
背中にフックを背負ったウイードレスルアー、オタマンゲールは
不滅のカラー、フロッグと新色のジャンガリアン。
ジャンガリアンはハムスター色ですね。
この目玉は黒に白い瞳なので
また違った雰囲気です。
今、よくよく考えると、
去年の秋、うちのナオキが
バカスカ釣っていたのがアタマンゲールのサンプルだったなぁ。
あれ?なんでアイツが持ってて
僕は持ってないんだろう???
まあ、いいや。
以前、そう10年前以上になるかな。
雑誌でZEALの柏木さんが
どうしてWフックなのですか?という問いに答えていた。
自分ではバレが多いとは思わないが、
一般的にWフックはそう言われている。
しかし、カバーについていることが多いバスを狙うには、
100歩譲ってバレが多いとしても、
そこを攻めれるWフックが圧倒的に有利だ。
ふむふむ、そうなのだ。
ウイードレス性が高いルアーは釣れるのだ。
今のは知らないけど、
スポーツザウルス製の笠井君が作ったステッピンはそうだった。
奥の奥にズボッと突っ込んで、
クイックイッと障害物を回避してくる。
ググッグっとチャンスが近づくってことだ。
ついで言っちゃーなんだ、
枝にクルクル巻きつかないルアーを作ってくれないかい。
あ、それは釣り人の問題か、・・・すまんすまん。

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3/1

僕が今までで聴いた回数が
一番多い音楽アルバム。
レッドツェッペリンのライブ、永遠の詩というのがある。
中学生の頃、そりゃあ熱狂したもんさ。
2枚目のA面の2曲目に、
あ、LP盤の話ね。
天国への階段って曲があって
本当にレコードやカセットテープが擦り切れるぐらい聴いたもんだ。
だもんだから、
LP盤を最初から聴いていると
1曲目のノー・クォーターが終わるとブツゥ!と音がする。
何回もそこに針を落としていたんだろうね。
そんな音も僕には歴史なのだ。
同年代なら、結構な人が経験あると想うけど、
テレビからアニメの歌をテープに取りたくて、
スピーカーの前にカセットを置いて
赤いRECボタンと再生ボタンを一緒に押して
録音していた。
配線なんか判るワケがない。
まあ、例によって必ず
かあちゃんがしゃべるワケだ。
「風呂入れ!」「宿題やったか?」「かたづけろ!」って、
加藤茶か!
おいおい、いつもより強くないかい?ぐらいの
包丁でまな板強打。アレは切ってないね。
そして最後は・・・ぷぅ〜・・・だからね。
あれは多分、わざと、だね。
何かしら音を出して、
存在感を出したかったんだろう。
そして週一回のチャンスをまた待つことになる。
あれ、話がズレちゃったな・・・まあ、いいか。
そんなところです・・・どんなところよ。
実は最初のアルバム。
車のCDチェンジャーにも入ってるんですねぇ。
ノリノリ通勤なんですねぇ。

3月です。
寒いのももうちょっとの辛抱だ。

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